あたまの中を整えよう。

なんでもない日々を記録します

田舎あるあるポジティブ編

お題「田舎あるあるポジティブ編」

 

上記お題について書いていきたいと思います。

 

田舎あるあるということですが、結構ネガティブな内容が多い気がしますね。

 

例えば、人付き合いがめんどくさいとか娯楽が少ないとか閉鎖的だとかがわりと代表的なネガ意見ではないでしょうか。

 

私自身は超山間地域(超有名観光地)に生まれ育ち、高校の下宿で内陸の中核都市に住み、その後神奈川県の海の側の都市、アメリカのニューヨーク近くのベッドタウン(これは半年だけ)、静岡の中規模都市、神奈川の大都市、現在は中山間地域の田舎に住んでいます。

 

色々な都市形態の場所に実際住んだので、それぞれの良いところや悪いところが体感として分かります。田舎には田舎の良さ、都会には都会の良さはやはりあり、どこに住んでもそう大差はないというのが正直な感想です。

 

田舎が閉鎖的と感じるのは、コミュニティの範囲が狭く、大半が家や土地をもっていて地域に根ざしていることが影響しているのではないでしょうか。人口も多くない。そうすると地域の自治に深く関わらなければならないから、人と接しなければならない。当然その付き合う相手は選べないので面倒くさかったり、考えが合わなかったりする。それが閉鎖的ということに繋がるのではないでしょうか。

 

賃貸の多い都会では大半の人はそこまで深く自治に関わらなくて良いので気楽です。だから訳の分からない人付き合いは避けられる。ただ、都会であっても、その地域に根ざしている人たちが必ずいて、その範囲の中で知らない間に自治が行われており、担い手も多い。面倒ごとはだいたいやってくれている。大半はコミュニティに所属しているが、何もしない状態。借り暮らしならだいたい会費だけ払えばあとは自由なので当然気楽で住みやすいと思うでしょう。

 

今回のブログは田舎をポジティブに語るという主旨なので、いくつか思いついたことを挙げます。

 

○車社会なので、ロードサイドの面白いお店に行きやすい

 

電車などの公共交通機関が発達していないので、車社会が基本ですが、電車では行けない面白いお店にアクセスしやすいことが挙げられます。こんなところに、みたいな所でいまだに経営出来ているお店はやはり魅力的な場合が多く、巡るのが楽しかったりします。

 

○アウトドアがしやすい

 

田舎といっても地域によると思いますが、キャンプや登山、温泉、スノーボードなどアウトドアをすぐに楽しめる環境にあることでしょうか。私は、この間の4月末に仕事を午前中に休んで、朝6時から春スノーボード(スキー場まで1時間ちょっと)をして、レストハウスで雪山を眺めながら出来立てのパンを食べ、温泉に入った後、午後出勤をしましたが、アウトドアをしてから仕事といったことも容易にできます。

 

登山もこないだ当日晴れていたので、その日に行くことを決めて、車で15分ほどのところの山をささっと登り、山頂でカップラーメンを食べて、午前中には戻ってきて、近くの温泉に入ってリラックスしたりしました。キャンプも近場で翌日の天気が良いことが分かれば、行ってしまうこともあります。

 

ただ、こういった田舎でのレジャーは能動的に動かないとやはり良くある娯楽がないになってしまうので、合う合わないがあると思います。

 

都会ではただ生活をしているだけで楽しい情報や面白いことが目や耳に入ってきます。田舎では自分から娯楽を取りに行かないと楽しいことはぼーっとしていても来ないので、そこが田舎を楽しめるかどうかの違いではないかと思います。

 

他にも色々挙げられますが、一括りに田舎は〜みたいに決めつけるのも人生の幅を狭めてしまうのかなと個人的には思います。まず能動的にその地域ならではの生き方や遊び方を見つけて楽しんでく姿勢を持つことが田舎での暮らしをポジティブにする要素ではないかなと思います。